◆病棟での看護師業務に従事していただきます。

【概要】
■1F 外科病棟（消化器外科、消化器内科）
・手術、化学療法、内視鏡治療、PMIなど幅広い治療や検査に対応
・認知症看護、リハビリ、化学療法、退院支援、ストマケアなど、各曜日ごとにカンファレンスを行い、情報と知識の共有に努めています。
・高齢患者さんの入院や手術が増える中、退院支援に力を入れています。患者さん個々のニーズに合わせ、多職種・他病棟と連携し、安心して退院できるよう支援しています。

■2F 回復期リハビリテーション病棟（38床）
脳血管疾患、腰椎圧迫骨折後、大腿骨頸部骨折後などの患者さんを対象に、集中的かつ効果的なリハビリテーションを提供し、寝たきり防止と在宅復帰を支援しています。
患者さんの多くは70代から80代の高齢者で、中には100歳以上の方や20代の方も入院されています。転倒による骨折が多く、患者さんの70%以上が女性です。
退院支援に力を入れており、カンファレンスシートの項目を増やすなど取り組みも行っています。
そのためFIM利得（「日常生活の動作をどれくらい自立してできるか」について運動や認知に関する18項目を採点した数字）は全国平均が25.5のところ最成病院は28.7と非常に高い基準を維持しています。

■2F 療養病棟（21床）
中心静脈栄養、ドレーン法、胸腔・腹腔洗浄、高濃度酸素療法など、継続的な治療を必要とする患者さんが主な対象です。
多職種が連携し、日常生活の援助を通じて患者さんの状態改善に努めています。例えば、食事が摂れなかった患者さんが食べられるようになったり、在宅復帰が難しいとされていた患者さんが退院できるようになったりするケースもあります。

■3F 整形外科内科病棟（50床）
3階病棟は、整形外科と内科の急性期混合病棟です。10代から100歳以上の高齢者まで幅広い年齢層の患者さんが入院していますが、80歳以上の高齢者が全体の8割以上を占めています。

整形外科について
整形外科では、大腿骨や上肢の骨折、椎体骨折、骨盤骨折、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、股関節症など、多岐にわたる疾患に対応しています。治療は保存的治療と外科的治療（手術）が行われ、火曜日から金曜日までは手術日のため、特に周術期看護に注力しています。長期臥床が必要な患者さんに対しては、早期から理学療法士と連携し、日常生活動作の低下防止に努めています。

内科について
内科では、肺炎、尿路感染、心不全の患者さんが多く入院しており、酸素投与、内服、点滴による治療が行われます。症状が安定した患者さんに対しては、低下した日常生活動作の拡大を援助しています。

■4F 地域包括ケア病棟（47床）
内科、整形外科、外科での治療を終え、病状が安定した患者さんを対象に、多職種と連携しながら、患者さんが在宅や介護施設で安心して自分らしく生活できるよう、退院支援に力を入れており主に下記３つの役割を担っています。

・ポストアキュート: 急性期治療を終えた患者さんの継続治療とリハビリテーションを行います。
・サブアキュート: 在宅や介護施設で療養している方が病状の急性増悪（急な悪化）を起こした場合に受け入れます。
・レスパイト入院: 在宅療養を継続されている方のご家族の負担軽減などを目的とした、一時的な入院を支援します。